住宅ローンアドバイザー資格って何?

住宅ローン
はじめに
資格

早いもので2022年もあと2カ月を切ってしまいました。筆者は年末恒例の年末調整に関する質問・問い合わせの回答に追われる毎日ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
以前、2022年の相談実績としてライフプランニングの依頼がダントツであり、その目的も住宅購入目的の相談が非常に多いというお話をさせていただきました。FPに住宅購入について相談するということは、つまり住宅ローンの相談と言っても過言ではありません。もちろんFPの知識があれば一般的な住宅ローンの相談は可能なのですが、さらに詳細を学ぶ為の資格として「住宅ローンアドバイザー」という資格があるので、今回はその資格の詳細についてお話させていただきたいと思います。

住宅ローンアドバイザーとは

制度概要

以下、住宅ローンアドバイザー資格を認定する住宅金融普及協会のHPから抜粋です。
「銀行や信用金庫、信用組合、モーゲージバンクなど多様な金融機関から様々な住宅ローン商品が提供されている中で、住宅ローンを検討されるお客様ご自身が最適な住宅ローンを選ぶことが難しくなっています。
住宅金融普及協会の住宅ローンアドバイザーは、お客様が最適な住宅ローンを選択することができるように、消費者保護や説明責任を果たし、住宅ローンについての正確な商品知識、リスク、情報などを、アドバイスする資格者です。」

どんな人が取得する資格?

主に住宅ローンに関する業務を取り扱う方が取得されています。最も多いのは住宅ローンを取り扱う銀行等の金融機関、住宅を販売する住宅メーカーや不動産業の方々です。特に銀行では社内教育の一環として、住宅ローンアドバイザー資格が必須になっている場合が多い様です。実際、試験会場に行くと、20代・30代の方、また女性の比率も非常に高かったです。筆者の様なファイナンシャルプランナーで住宅ローンの相談を取り扱う方の取得もある様ですが、比率としてはわずかの様です。

どんな知識を習得する?

基礎編では、なぜ住宅ローンアドバイザーが必要なのか、住宅ローンの基礎知識、コンプライアンス、説明責任の重要性、住宅ローン計算、借入額決定までのプロセス などを学びます。

応用編では、住宅ローン商品のリスクと注意点、繰上返済の仕組みと効果、目的別借換えの効果と注意点、知っておきたい税金、手続きの流れ、タイプ別住宅ローンの選び方と返し方 などを学びます。

少なくとも2級ファイナンシャルプランナー技能士資格で学ぶ範囲よりは広く知識を習得できるのに加え、実際に窓口等でお客様の個別相談を想定した対応方法や提案方法など、実践的な知識も重視されている資格であると感じられました。

最後に

筆者は金融機関出身ではありませんので、ファイナンシャルプランナー資格の後でこの資格を取得しました。正直、この資格がなくても住宅ローンの相談を受ける事は可能です。ただ、この資格を取得する為の勉強を通じて、住宅ローンの知識を深めたのはもちろん、お客様の個別の相談に対応するノウハウも学ぶことができた事は大きな収穫でした。

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