注文住宅 検討を開始するなら今(2月)がお勧め

マイホーム購入、人生最大の買い物ですよね。どうせ買うなら間取りやデザインの自由度が高い注文住宅で購入したいですよね。注文住宅の場合、入居するまでには色々なステップがあるので、その流れを理解した上で購入検討を開始する事が重要です。
そこで、今回は実際に注文住宅を購入する場合のステップや期間などを考えてみたいと思います。

注文住宅購入のステップ

1. 予算を明確にする

予算を明確にする事は家を建てる上で、最も基本となるステップです。これは注文住宅、建売住宅、中古住宅、どの様な住宅でも基本は同じです。ここで間違えてしまうと、住宅ローンの資金繰りやその後の返済が苦しくなってしまうため、注意して行いましょう。(詳細は後述します)

2.希望を整理し、家作りのイメージを明確にする

予算が明確になったら、どんな家を建てたいか、まずはイメージを作りましょう。住宅メーカー・工務店に相談する前に、事前に情報収集や、家族で話し合っておくことが重要だと思います。

3.土地を決める

家を建てる土地が未だ決まっていない時には、土地探しが最優先でしょう。土地探しは、インターネットで簡単に探すこともできますが、自分で探す以外に、不動産会社に希望を伝えて依頼する方法、住宅メーカーや工務店に依頼して探す方法なども併用すると良いでしょう。

4.住宅メーカー・工務店を決める

注文住宅で購入するためには、希望を実現できる住宅メーカー・工務店を選ぶことが重要です。各社の特徴や強みを比較して、依頼したい住宅メーカー・工務店を絞り込んでいきます。設計を住宅メーカー・工務店に依頼する他、独立した設計事務所に依頼する方法もありますので、よく考えておきましょう。

5.住宅メーカー・工務店と工事請負契約を締結

間取り、デザイン、設備の仕様など詳細を詰めてゆきます。住宅購入のステップでも最も楽しい時期でもあり、また今後長期間住む家の全てが決まる非常に重要なステップと言っても良いでしょう。納得できるまで詳細を詰め、工事請負契約を締結します。

6.住宅ローンの契約

全て現金で購入する方は別として、大半の方は住宅ローンを活用するのが一般的だと思います。住宅ローンを借り入れる金融機関を決め、事前審査、仮審査を申し込みます。建築確認の申請が下り、住宅ローンの本審査も通ったらいよいよ本契約を結びます。

7.着工から引き渡しまで

やっと建築工事がスタートします。途中の詳細は省略しますが、引き渡しまでの期間は4~6か月かかるのが一般的です。

注文住宅取得にかかる期間の目安は?

はじめに

ここまで多くのステップがありました。予算を明確にし、土地を決め、住宅メーカーを決めるまでに2~3か月、工事請負契約から着工までに3~4カ月、着工から引き渡しまで4~6か月かかります。

つまり、合計すると9か月~1年かかることになります。昨今は建築材料費の高騰、人出不足の影響もあり工期は遅れ気味ですので、余裕をみて1年以上はみておきたいところだと思います。

検討開始は2月がお勧め

前項で注文住宅取得にかかる期間の目安は1年以上とお話させていただきました。では入居時期はいつ頃が良いのでしょうか。逆算すると検討を開始したい時期が明確になります。

常識的に考えると入居時期は冬は避けて、暖かい時期にしたいところかと思います。雪の降る地域ではなおさらでしょう。お子様が居るご家庭では、入学や転校の事も考えておく必要があります。

となると、入居時期は暖かく、新年度、新学期前の3月頃にしたいところです。逆算すると前年の2月、遅くとも3月までには検討を開始した方が良いでしょう。

第一歩は資金計画作りから

予算を明確にする事は家を建てる上で、最も基本となるステップです。
まずは資金計画作りから始めましょう。

当事務所では皆様のマイホーム購入資金計画を精密診断するサービスを提供しております。
例年暖かくなると依頼で混んでくるので、寒い今の時期がお勧めです。是非ご利用下さい。

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