2021年実績 ライフプラン作成が一番人気でした
はじめに
2021年も本日で終わりとなりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 今年もコロナで始まりコロナで終わる年となってしまいましたが、当事務所も新型コロナ対策で本格的にオンライン業務に専念する様になって、もうすぐ1年になろうとしています。そこで、今回はオンライン相談業務1年間の実績をまとめましたので、皆さんにもご報告したいと思います。
オンライン業務に専念した1年でした
2020年4月に長年勤めてきた会社を退職し、FP業務を開始しましたが、2021年1月からオンライン業務に専念した理由は、言わずと知れた新型コロナ対応です。2020年4月の退職直後に開業したにも関わらず、同時期に顕在化した新型コロナの影響で、対面での相談業務が事実上困難になってしまったからです。当初はお客様と対面で細かいご希望や現状をお聞きし、ライフプラン作成や相続・終活、資産運用の提案や、セミナーや勉強会を行う予定でしたが、実際には全く実施する事ができませんでした。そこで、 2021年1月 にオンライン専用のホームページ開設、2021年3月にココナラ支店を開設とホームページの全面改装を行い、現在に至っています。当初は知名度も全くなく、開店休業状態が続き、知人の紹介による小さな相談業務しかありませんでしたが、Google検索で表示される様にもなり、マネーの達人等へのコラム掲載、ココナラ支店からの依頼も増え、小さな相談業務も含めると1年間で34件の実績で2021年を終える事となりました。ご依頼いただいたお客様には深く御礼申し上げます。
やはりライフプラン作成が一番人気でした
ファイナンシャルプランナー(FP)が扱う分野は主に下記の6分野と言われています。
1、ライフプランニング :個々の資産形成、家計収支改善
2、タックスプランニング:所得税、法人税
3、リスク管理 :生命保険、損害保険、医療保険
4、金融資産運用 :株式、債券、投資信託、貯蓄
5、不動産 :不動産取引、税金
6、相続・事業承継 :相続手続き、相続税、贈与税
そこで、2021年の相談実績を6分野に分類したところ、下図の通りとなりました。
ライフプランニングが54%と ダントツで、以降は税金(タックスプランニング) 、金融資産運用、保険(リスク管理)、相続・終活という結果になりました。
税金(タックスプランニング) は税理士という専門家が居り、金融資産運用は金融機関が専門家、 保険(リスク管理)はやはり保険屋さんが専門という事もあり、お客様が我々独立系FP事務所に求められる分野は、 やはりライフプランニング(ライフプラン作成)が一番である事が明確となる結果となりました。
トップ3は 定年退職、老後資金、住宅購入
では、ライフプランニングの中でもどの様な分野が多かったのか、さらに分析してみました。
下図はライフプラン作成をご依頼いただいたお客様の目的別に分類してみた結果です。
リタイヤメント(定年退職)、老後資金確保、住宅購入、総合という順序になりました。ちなみに総合とは、人生の3大資金である「教育資金」「住宅購入」「老後資金」の全てを目的とされた場合の事を指しています。
当事務所の売り文句は「50代からの資産作り」「定年退職・セカンドキャリア・相続・老後」「50代からのお困りごと」ですので、当然の結果と言えますが、住宅購入に関するニーズも意外と多い事に気付かされました。
年代的には当事務所の売り文句通り、やはり同年代である50代以上からの相談がダントツでしたが、 住宅購入を目指す30代、40代のお客様からの相談も一定数あり、大変嬉しい結果になりました。
余談ですが、30代、40代のお客様からの相談で、2件ほどFIRE(Financial Independence, Retire Early)の相談もあり、驚きでもありました。(時代なんですねえ・・)
最後に
2021年も本日で最後となりました。2022年も引き続き新型コロナ対策で対面相談は厳しいと思われます。我々の様な独立系オンライン専業FPがお客様のニーズにタイムリーに答えられる様、さらにスキルアップして頑張ってゆきたいと思います。来年も引き続きよろしくお願いいたします。
誰でもFP相談室 村上