生命保険の必要保障額の算出事例2
生命保険の算出方法は前々回説明した通りです。では、もう一つ実際事例を元計算してみたいと思います。
モデルケース2
年齢
・ご主人:51歳 ・配偶者:50歳 ・子供は既に独立 (女性の平均寿命:88歳とします)
年金
・ご主人の退職時月給は50万円 ・厚生年金(報酬比例部分):97.8万円/年
住宅
・住宅ローンは完済済 ・住宅維持費:24万円/年
生活費、資産等
・基本生活費:276万円/年 ・総資産額:500万円 ・死亡退職金:1500万円 ・配偶者は専業主婦
その他
・自動車(200万円)は1回買い替え ・海外旅行(50万円)2回を予定
算出結果
この事例の場合、支出よりも収入の方が1004万円多いという結果になりました。従って必要保障額は0万円、つまり生命保険には加入する必要は無いという結果となりました。今後、ガンや老化による身体の不具合、生活習慣病などによって医療費が増える事が予想されますので、死亡保障よりは医療費を保障できる保険への加入を検討した方が良いでしょう。
誰でもFP相談室 村上
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