ガソリン価格の高騰の原因について考える 株価との相関もありそう

ガソリン価格
はじめに

このところ、給油の度にガソリン価格が高くなっていると感じます。実際、昨年の6月以降、価格上昇が続いています。筆者の住む長野県では自動車は必需品です。交通の便が悪い田舎町ですから、日常の足として自動車は一人1台があたりまえです。我が家も例外ではなく、4人家族全員が1台ずつ自動車を所有しているので、計4台になります。従ってガソリン価格の高騰は×4倍で影響するので、かなりの痛手になります。
そもそも、なぜ価格が上昇しているのか、そしてこの状況がいつまで続くのかが大いに気になるところです。そこで筆者なりに原因を考えてみました。

新型コロナの影響で原油産油国が減産したため

ニュースやネットで一番の原因と言われているのは、やはり原油産出国の減産の影響です。OPEC(石油輸出国機構)にロシア、メキシコなどOPEC非加盟産油国を加えたOPECプラスが新型コロナによる需要減を見込んで、2020年5月から原油の生産量を絞る「協調減産」を開始したことが大きく影響しているようです。「協調減産」とは、原油の供給過多に伴う原油安を避けるため協調して産出量を減らす手段の事です。要するに業界で話し合って価格を維持しようと談合やカルテルを結ぶ様な事ですね。
世界でワクチンが普及し、経済が回復し、原油需要が上昇すれば産油国が増産に動いて原油価格上昇に歯止めがかかるものと予想されますが、現在産油国間で「協調減産」解除に関する協議が難航しているとの事です。供給量が増えなければ、ガソリンが安くなる事は期待できそうもありません。

世界的なワクチンの普及による景気回復期待

もう一つの原因は、先にも書いた通り、やはり新型コロナのワクチンの急速な普及ではないかと考えています。特にアメリカやヨーロッパでは、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、景気回復への期待感が非常に高まっていると言われています。日本でも7月に入り急速にワクチンを接種できる人が増えてきました。大都市圏では未だの様ですが、筆者の住む長野県の田舎町では現在50代以上の人の接種が始まりました。それに伴い、街を走っている車の数も増えた様な気がしますし、スーパーやショッピングセンターの人出も明らかに多いと感じます。つまり、ガソリンに対する需要も増加しているという事になります。

ガソリン価格と株価との関係

経済が回復する事によりガソリン価格が上昇する、という事は、つまり経済状況を示す指標である株価とも関係がありそうです。そこで筆者は独自にリサーチし、ガソリン価格の推移と株価の推移を比較してみる事にしました。下図は2017年6月以降のガソリン価格(レギュラーとハイオク)の推移と、日経平均株価の推移です。

 

いかがですか、ガソリン価格の変動と日経株価の変動の傾向が非常に似ている事がわかるかと思います。付け加えれば、株価の変動に1~2カ月遅れてガソリン価格の変動がある傾向も今回わかりました。経済状況がガソリン価格と明確に結びついている事を示す結果をあらためて確認する事ができました。

最後に

筆者はもちろん経済の専門家ではありませんので、これ以上の分析はできませんが、今回面白い傾向を確認する事ができました。株価の推移を見ていれば、ガソリン価格の推移も予想できそうですが、あくまでも素人の分析結果ですから、外れてもまあ大目に見て下さい。
最後に、景気は良くなって欲しい、でもガソリンも含めて物の価格は上がらないで欲しい、相反する要求ですが、皆さんもきっと同じかと思います。

誰でもFP相談室 村上

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